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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
〜私たちは地域の発展と人間尊重の経営を目指す経営者集団です〜
投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011-3-31 13:38:00 (891 ヒット)


宮城同友会から震災のレポートが届きました。

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 昨日の夜8時半ころ、ある沿岸部で福祉関連の仕事をする会員さんから携帯電話に電話がかかってきました。

「この数日間お客様をまわり、お貸ししていたレンタルベッドを社員2名と引き取りにいってきた。泥の海をかき分けてやっとの想いで回収してきた。浸水した自社の倉庫に帰ってきて、同友会の救援物資を見た瞬間、社員と一緒に大泣きして喜んだ。マスクや消毒液が入った段ボールには、全国各地の仲間が『ガンバレ!』とか『負けないで!』と書いてくれていた。『俺たちは一人じゃない!』『同友会に入っていて本当に良かった!』と心から思ったよ。」とのことでした。

「社長、この地域を復興するのは社長のような経営者しかいない。大変だと思いますがここでくじけずに一緒にやりましょう!」と伝えると、「その通りだ!俺はやるよ!この地域を絶対元気にするよ!」と話してくれました。

 被害が大きかった宮城県南の山元町では、もともと地元に「組合」のような横の連携をとる組織がなかったのと、行政の機能がマヒしている事態を受けて、会員企業数社が結集し、町のために動き始めています。これも、中同協や兵庫同友会が、「阪神大震災」の教訓をきちんとまとめてくれていたおかげだと痛感しています。

 また、被災が特にひどかったある地域の会員さんがこんなことを話してくれました。

 「かつて参加した『経営指針を創る会』で学んだことの意味を今痛感している。建設業・生コン製造業・鐵工業・結婚式場を経営しているわが社が地域において何ができるのかを模索した。行き着いた答えは『地域と共に』『人の命を守る産業』『わが社においては社会性の追求こそ最大の科学性』ということ。地域のための定期的なボランティア活動の継続や、自前での『防災避難マップ』の作成。各会社を避難所に指定し、食料や毛布も一定量ストックしていた。今回の大震災で、今まで積み上げてきたことへの確信を持った。多くの人の命を救うことができた。自社の復興も町の復興も大変だけれど、俺は挑戦するよ。何が支えになるか?この同友会で培った人との絆だ。」

 事務局として、同友会のすごさを再認識するとともに、現場の声に勇気づけられ、全国のみなさんの想いに支えられ、宮城同友会は前進しています。本当にありがとうございます。

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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011-3-30 10:53:38 (763 ヒット)

2011年4月の随筆はリブラスの櫻井英裕さん(釧路支部会員)の『メンタルマネージメントとの出会い』です。

★こちらからご覧下さい。
http://portal.doyu-kai.net/modules/cjaycontent/index.php?id=157

投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011-3-30 10:03:07 (1510 ヒット)

この度、入会された新会員


■会社名:(株)山一佐藤紙店 専務取締役 佐藤 公一郎さん
■所在地:釧路市北大通8−1
■業務内容:文具、事務用品、紙、画材、額縁等の小売販売
■推薦者:(株)プラスアート 高木 俊一さん
     (株)山一写真スタジオ 山口 敏夫さん
      シーズサービス(株) 迫田 栄重さん
      沢村産業資材(株) 沢村 辰也さん

投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011-3-29 10:03:30 (921 ヒット)

別海町中小企業振興協議会の記事が北海道新聞に掲載されました。

投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011-3-28 9:42:41 (910 ヒット)

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陸前高田からのメール 「同友希望の湯」
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 岩手同友会から震災報告メールが届きました。会員企業が力を合わせてトイレとシャワーを作りました。

★写真はこちらからご覧下さい。
http://iwate.doyu.jp/news/110327-161216.html
 
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 震災から2週間が過ぎました。気仙支部の拠点、陸前高田ドライビングスクールを訪れる人は益々増えています。広大な教習コースには、自衛隊や消防、警視庁の援助部隊が拠点を設け、人の出入りが頻繁にあります。全国同友会の救援物資の配送本部として、気仙支部の会員の拠り所として、また報道各社も同友会の動きに興味を持ち取材チームがひっきりなしに訪れます。

 困ったのはトイレです。これだけの多くの方が利用するにも関わらず、水が流れず、劣悪な環境が続いていました。また救援部隊の方々や、ドライビングスクールに住み込む社員にとっても2週間を超える期間、シャワーも風呂も浴びられない状況は、精神的にも体力的にも厳しく、表情にも疲れが見えてきていました。
 避難所での臨時の風呂開設や浴場へのバス配送などもありますが、こうした最前線で救援に携わっている方々こそ、利用できる機会はありません。「この人たちが倒れたら終わりだ。同友会の力でなんとかならないか」気仙支部長の田村さんからの切実な願いでした。

 トイレの環境回復と気兼ねなく使えるシャワー、風呂の設置。緊急にこの2つが実現できないか。全国の皆さんの義援金を力に、「同友の湯プロジェクト」がすぐ動き出しました。信幸プロテック(株)村松幸雄社長が現場リーダーになり、翌日にはカラーの設計図がe.doyuに掲載され、協力者が募られました。「明日朝6:00に出発します。今用立てできていないのは、○○と・・・」たった一日で建築、電気、設備の10人のプロフェッショナルがつながり、必要な材料すべてが揃いました。

 「水がない。だったら沢水かわき水はないか」「ありますが7〜800メートルほど離れています」「それで十分。水がないなら、あるところから持ってくればいい」中小企業の知恵と人のネットワークは、危機にこそ想像を超えた力を発揮します。ないなら新しく作ればいい。現場では壁にぶつかる度に、設計図にはない新たな工夫が加えられながら進んでいきました。

 沢水を吸い込む管の先には、布で覆われた消防用の大きなカゴが付けられます。これは簡易の濾過装置です。ポンプで汲み上げられた沢水は、草地を700メートル走り、農業用の大きなオレンジ色のタンクに溜められます。そこから一方はトイレの水洗へ、もう一方は消毒液が加わり、給湯器を通ってシャワー室、そして風呂場へ。

 「今日は無理かな」夕暮れもすすみ、諦めかけた18時。雪の降る中、ちょろちょろとお湯が沸き出しました。同友の湯プロジェクトチームは、たった一日で水がない場所に湯を沸かし、風呂設備をつくってしまいました。待ちこがれた湯の温かさは格別でした。

 トイレの臭いは全くなくなりました。シャワーが3機、風呂室が一つ。そして脱衣場兼、みじたく場には、鏡やドライヤーも設置されました。「女性の方々にとって、一番大事なこと」村松さんの奥さんのアドバイスで、様々な小物も準備されました。
すのこも、足ふきマットも万全です。
 知恵の結集、人のつながり、現場での細やかな工夫、そして行政も大企業も真似のできないスピード。同友会中小企業の一番の強みが生かされたプロジェクトです。

 同友の湯プロジェクト第2弾は29日にスタートする、被災地からの温泉移動入浴です。まだまだ電気も水道も回復していない地域が多く、震災後一度もお風呂に入っていない避難所や自宅に待避されているお年寄りが沢山います。「少しでも元気を取り戻して欲しい!」受け入れ準備は着々と進んでいます。

 全国のあたたかい想いを被災地の方々に。被災地の懸命に生きる姿を全国の皆さんに。繋がる想いに日々励まされています。

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